トラップ射撃は早撃ちすべきか、じっくり狙って撃つべきか

クレー射撃
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はじめに

トラップ射撃はクレー射出後、素早く銃をスイングしすぐ撃つべきか、それともゆっくり銃をスイングし、狙いを定めて撃つべきか

10mトラップと15mトラップを比べると、10mトラップはゆっくり撃っていいと言われています。

クレーが5mを飛ぶ時間というのは約0.2秒です。

10mトラップでは約0.2秒遅く撃っても15mトラップと同じ感覚で射撃できると言えるかもしれません。

逆に言えば、0.2秒早く撃つことができれば、15mトラップでも10mトラップと同じ程度の難易度であると言えるのかもしれません。まぁ厳密にはかなり違うと思いますが。

最初に言ってしまうと、素早く銃をスイングし、すぐクレーを撃つべきだと筆者は思います。

その理由は後述します。

最初から素早い射撃を体になじませるべきだと思います。クレーに反応し、素早く射撃する反射神経を鍛えるのが上達のカギだと筆者は思います。狙いの精度は練習を重ねる過程で上がってくるでしょう。

ちなみに筆者は動体視力には自信がなく、球技はかなり下手くそでした(;´∀`)

射撃の速さによるクレーの距離(シミュレータの値)

射撃シミュレータを使うと、クレー射出後何秒で撃ったか、その時の射手とクレーの距離はいくらか等々の数値が分析できて便利です。※射撃シミュレータについては別記事に詳しく記載しています。

ちなみに下の画像はシミュレータの画面です。
クレー射出後0.93秒で撃ったものです。
その時のクレーまでの距離は36.05mです。
散弾の広がり(パターン)は密集しています。

下の画像はクレー射出後1.56秒後に撃ったものです。
その時のクレーまでの距離は47.65mです。
散弾の広がりはまばらになっています。
0.93秒で売った時と比べて0.6秒遅く撃つと10m以上クレーが遠ざかってしまっているのがわかります。
二の矢を撃つ頃にはクレーは67mも遠ざかっており、当てるのは至難の業です。

まとめ

クレーの撃破は35mくらいの距離が散弾の広がりがベストのタイミングと言われてもいるようです。
ですので、クレー射出後1秒以内に射撃できるとタイミングは最適です。

射撃に1.5秒以上かけると撃つのが遅いと言えます。筆者はこれまで1.5秒くらいで射撃をしていましたので、10mトラップでは許容範囲でも、15mトラップではクレーが遠いため当たりにくくなっていたと考えられます。

クレーに素早く反応する練習。
素早く正確に狙った場所に銃をスイングする練習。

これらの2つの練習が上達のカギと筆者は思います。

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